
1.原稿の種類
本誌『言語文化学会論集』は、言語または文化に関する幅広い分野、あるいは、言語と文化の両分野にまたがる学際的分野での、専門的内容の研究、および関連諸分野における学術的、学際的研究の成果としての学術論文をはじめ、下記の論文などを掲載する。
① Original Paper (原著論文):
言語または文化に関する論文、両分野にまたがる論文、或いは関連諸分野における論
文。独創性・信頼性・有用性があり、学術・教育・社会の発展に寄与しうるもの。
② Short Note (研究ノート):
先行論文のまとめ、調査・研究・開発の部分的まとめ、立証をもう一歩進める必要がある
斬新な発想、または、資料として今後の研究に有効と判断されるもの。
③ Essay (エッセイ):
比較的自由な形式と内容の論考、新しい発想やユニークな構想に基づく論考、または、研
究ノートや原著論文につながる可能性のある論考と判断されるもの。
④ Book Review (書評):
現在出版されている書籍に対し、その書籍の概要に触れ建設的な批評を施したもの。
2.投稿者の資格
① 投稿は原則として本学会会員に限る。但し、投稿者が2名以上の連名の場合は、そのうちの1人は、本学会の会員であればよい。
- 内容の主要な部分が、未発表または他の学術誌・学会誌などに掲載予定になっていないもの。
- 内容の一部が、ある学術誌・学会誌に既発表であるが、より深い洞察・分析を施し、独自性が見受けられるもの。
- 本学会の研究発表会、または、大会で既に発表した内容を論文化、または研究ノート化したもの。
3.著作権
『言語文化学会論集』に公開された論文の著作権は原則的に本会に帰属する。
4.投稿手続き
① 投稿原稿の完全原稿をPdfにて、事務局のアドレス(englight36kukai@gmail.com)に添付して送信する。
② 原稿の修正を依頼されたときは、依頼の連絡を受けたときから3週間以内に完全原稿を作成し、修正原稿をPdfにて、同上の事務局のアドレスに、添付して送信する。
5.原稿執筆要領
① 使用言語は日本語または英語とする。
② 原稿の構成は、表題・著者名・所属・概要・本文・注・参考文献・付録・図表・補遺の順とする。原著論文においては、概要および付録以下は義務的ではない。また、原著論文以外は、概要・注以下は義務的ではないが、研究ノートは注および参考文献を付すのが望ましい。なお、専門分野の習慣上、または論文の性格上、脚注の形式を採用してもよい。
③ 本文は、原則として章・節・項の区別をする。項は義務的ではない。章には見出しをつける。節や項の見出しは義務的ではない。
④ 参考文献の記述形式は、単行本の場合、原則として、著者・発行年・書名・発行所・発行地の順とする。発行地は義務的ではない。論文の場合、原則として、著者・発行年・表題・学術誌名・巻数・論文所在ページの順とする。論文所在ページは義務的ではない。
⑤ 和文の文体は「である」調とする。但し、エッセイは「ですます調」でも可能である。
⑥ ページ構成は、原則として、A4版1ページ28行~36行の範囲で著者が適当と考える行にし、和文の場合1行40字、英文の場合1行60字を基本とする。但し、注以下は、行数・次数を見にくくない程度に増やしてもよい。
⑦ ページ制限は、原則として、原著論文およびエッセイは40ページ、研究ノートは30ページ、書評は10ページとする。
6.原稿の取り扱い
① 原稿が受理されると受領書が送付されるか、emailで受領の確認がなされる。
② 投稿原稿は、編集委員会で査読され、次のいずれかに取り扱いを決定する。
- 採録
- 条件付採録
- 返戻
③ 採録が決定したとき、その旨を投稿者に電話またはemailで連絡する。
④ 条件付採録が決定したとき、著者に紹介して回答または加筆・修正などを求め、改めて査読を行う。
⑤ 原著論文の返戻が決定したとき、研究ノートに推薦する。
⑥ 採録以外の決定の際、その理由を必ず著者に付す。その際、著者は投稿を辞退できる。
7.投稿料規定
① ページ制限内において、著者は1ページあたり、1,200円の執筆負担を原則とする。
② ページ制限を越えた場合、著者は、制限内の執筆負担に加え、制限を越えたページより1ページにつき、1,500円の執筆負担を行う。
③ カラーのページがある場合、そのページのみ2,000円の執筆負担が生じる。
④ 著者には、採録された機関誌『言語文化学会論集』1部と抜刷30部が与えられるが、抜刷をより多く希望する場合は、次の超過費用を支払う。(次の部数は、総抜刷数を示す)
(1) 40部 2,500円
(2) 60部 5,000円
(3) 80部 7,500円
(4) 100部 10,000円
8.論文の責任
『言語文化学会論集』に公開された記事の内容についての責任は,すべて著者が負うものとする。
9.原稿受付日
論文の受付日は,論文が本会の事務局に到着した日とする。但し,内容の加筆・修正などを依頼した原稿については,本会からの照会発信日から3週間以内に著者から回答とともに原稿が返送(本会へ着信)されない場合は,原則として、最初の受付日は無効となり、原稿は採択されない。
10.1人の会員が1つの号への掲載可能条件
① 単著の場合、論考の種類が異なれば、掲載可能。例えば、論文と研究ノートは掲載可能。
② 1つが単著、1つが共著(但し、原則として筆頭著者でない)であれば、共に、論文として掲載可能。
③ 2つの共著論文で、1つが筆頭著者でも、もう1つが筆頭著者でないならば、2つとも掲載可能。その際、単著論文は掲載できない。
④ 筆頭著者でなければ、共著論文は3つまで掲載可能である。共著論文が3つある場合、単著論文や単著研究ノートは掲載できない。但し、書評は掲載可能。
⑤ 編集委員会の承認があれば、単著論文、単著研究ノート(またはエッセイ、或いは書評)、および、筆頭著者でない2つの共著論文までは掲載可能。
本誌『言語文化学会論集』に掲載された論文などは、無断で複製・転載を行ってはならない。
★★投稿原稿の送付・送信先
言語文化学会事務局 石井隆之 (言語文化学会会長)
Email: englight36@socio.kindai.ac.jp(@マークを半角に変更ください)